Nori Tohyama

Nori Tohyama

20200606

 

ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの関係性って面白い。

 

カート時代から一緒に走っていて「いつかF1でチームメイトになれたらいいね!」なんて語っていたくらいの仲で。

 

そして実際に最強メルセデスAMGでチームメイトになったふたり。

 

 

レースでぶつけあうは、政治力で戦うはの、結構冷めた関係に。最強チームでお互いが勝てるポテンシャルを持てば「仲良くやれる」なんていうのは幻想に近く。

 

 

結局、ルイスが圧倒的な速さを見せるものの、2016年にはロズベルグが宿敵ルイス・ハミルトンを倒しついにワールドチャンピオンに。

 

当時、メルセデスAMGも明らかにドイツ人ドライバーのロズベルグに傾き始めているように見えたし、ここからロズベルグ政権始まるか?と思わせておきながら、王座獲得した1週間後に契約破棄して突然の引退宣言。

 

一度チャンピオンを取ればもう未練はなし。

 

過酷な勝負の世界に身をおくなら自分の生活を楽しみたい。

 

そういって、さらりとレースの世界を離れてしまうのはいかにも育ちのいいロズベルグな感じ(お父さんもF1ドライバー、モナコ育ち、本人5ヶ国語しゃべれる)。何度王者になろうともひたすらに勝利を目指し続ける飢えたハミルトンとはとても対照的。

 

ちなみに、レースを去った今も、二人の仲はあまり良くないというのは有名なハナシ。

 

 

しかし。

 

2016年、あの最強ハミルトンを同じマシンで倒したニコ・ロズベルグは、今にして思うと本当にとんでもなかった。

 

もしもロズベルグがレースを続けていたのなら。現代勢力図は少し異なっていたものになったのかもしれません。

 

Nori Tohyama

Nori Tohyama

20200603

 

 

スゲ。

 

2009年、トヨタF1最後の年。そのマシンだったTF109がオークションに。エンジンもミッションも搭載されてる。

 

多分、もう二度とF1マシンは作らないだろうトヨタ。その最期のマシンが市場に流れるなんて凄いこと。

 

世界一生真面目な車メーカーが作るガソリンエンジン全盛期のF1マシン。きっと素晴らしいんでしょうなぁ。

 

Nori Tohyama

Nori Tohyama

20200602

 

ヴァルキリーのエンジンって買い足しができるそうで。

 

何十年かしてまた新車のエンジンを味わいたくなったとき用に、いざというとき用に、オーナーの25%が予備エンジンを買うとのことで。

 

ちなみに、エンジン一機で約6000万円とのことで。

 

 

 

 

Next page

【特集】エミレーツ国立自動車博物館。

20200313

 

1:博物館外観。

 

 

アブダビ市街から車で40分くらい。とにかく砂漠を突き進み。目の前に現れるこの奇妙な光景。

 

そびえ立つピラミッドと、砂漠のど真ん中になぜか航空機。

 

 

入り口で1000円くらい払って敷地内にはいるとこんな感じ。

 

あまり手入れされてない駐車場、その真ん中に誇らしげにたたずむでっかい地球型のクルマ。中に人が乗れるらしい。来場者をまず驚かせるサプライズらしい。

 

まったく興味をひかれなかったのでとりあえずスルー。

 

 

こっちには世界一でかいジープ(飾りじゃなく実際に動く)。

 

 

ちなみに、奥に見えるでっかいプレハブ小屋も牽引式キャンピングカー。東京にある一軒家よりも確実にデカイ。

 

これらも容赦無くスルー。

 

 

博物館入り口に放置されていたのは、メルセデス350SEL。

 

いつもと少し雰囲気が違うのは、オシャレな足元のせい。夜の銀座でもしっかりと個性を発揮する絶妙なハミタイ具合。

 

 

 

2:博物館内部へ。

 

もう中に入らないで帰ろうかなと思ったんだけど、一応ピラミッドの中へ。

 

そしたら一転。

 

すごいったらアリャしない。

 

 

この所蔵台数。イケてるディスプレイ方法(マジで凄い!)。

 

主には古いアメ車を中心とした内容で、年代ごとに並べられたその光景は圧巻。

 

 

いやー、すごい。

 

 

うんうん。スゴイスゴイ。

 

けれども。ボクがこの辺まったく詳しくないので細かいハナシは割愛。

 

 

 

3:ザ・石油王なメルセデスが最高すぎる。

 

さて、ここからが本番。

 

エミレーツ国立自動車博物館のピラミッドのなかで一番のホットポイントがメルセデスコーナー。だってこの状態⬇︎だもんね。

 

 

虹色に輝く560SEL。

 

この光景をみて思い出した。そういえば小学生のころに「どこぞの砂漠の国王がベンツの最上級モデルを虹色で揃えてる」みたいな話を聞いてビックリした記憶があるもの。

 

それが目の前にあると思うとなかなかの感動。

 

 

内装までフルコーディネート。

 

 

サイドマフラー&オバフェンなどといったさり気ないセンス。奇抜カラーリングだけに頼らないディテールも胸アツ。

 

 

上は闇金仕様のSEL500。

 

下は配色の妙で魅せるSL。

 

 

レインボーカラーとゴールドクロームの色使いはオシャレ上級者テク。

 

 

少し地味だけど、東京のミリオネアにおすすめしたいのが⬇︎。

 

 

W220 Sクラスのオープン。2010年に1億5000万円で特別販売されたマイバッハ・ランドレー(下写真)を先取りしたかのような一台。

 

 

こういうビミョーなクルマ(上写真)が、国立を名乗る博物館に、素晴らしいディスプレイの中で鎮座。

 

クセの強さがとても異次元。

 

 

 

4:実は全部がとある人物のプライベートコレクション

 

最後を飾るのはコレ。

 

 

世界一大きいダッジのトラック。前にちょこんと置いてあるのが普通のやつ。車体の下の階段を使ってきちんとクルマにも乗れるようになってる。

 

少し真面目な話をすると。

 

デカいトラックの後ろに肖像画が飾られてることにピンと来る人もいるかもだけど。

 

この博物館にあるクルマの数々は、もともとはハマド・ビン・ハムダン・アル・ナヒヤーン氏のプライベートコレクション(ナヒヤーン家はアブダビ首長)。

 

偉大な功績を残し、レインボー・シェイク(シェイクは首長の意味)と呼ばれたそうで。そんなエピソードを知ると、あの虹色メルセデスに隠された想いも見えてくる。

 

 

デカさにこだわり。

 

虹色にこだわり。

 

クルマ選びもどこか一般とはズレた選球眼で。

 

少し変。でも滲み出るクルマ愛。そこが魅力のエミレーツ国立自動車博物館。

 

今よりももっと昔。まだ中東の国が謎めいていた時代。そんな時に砂漠のど真ん中で繰り広げられていた「豪華絢爛アラビアン国王ライフスタイル」を今に伝えるかのような。

 

(おしまい)

 

◆Text : Nori Tohyama

 

 

Close