Nori Tohyama

Nori Tohyama

20190731

 

速いけど、強くはなかった。

 

速いけど、弱かった。

 

そんなところがセナの魅力だと個人的には思う。

 

 

2000年初頭のシューマッハや、現在のハミルトンとは全然違って。実はセナの圧倒的な政権時代というのはなかったり。

 

プロストという天才に噛みつき、国際自動車連盟のバレストル会長にいじめられ、最強ウィリアムズ操るマンセルとプロストを相手にし。

 

いつも弱者の立場で闘いを挑み、時に勝って、時に負け。

 

でも孤独なヒーローが、最終的には強大帝国を倒してしまう。

 

そんなカッコ良さがセナにはあったなと感じます。

 

 

1991年ブラジル。

 

ずっと勝てなかった母国GPで、ついに優勝を掴んだセナ。

 

気力体力を使い果たし、レース後にはマシンから降りられなくなって。

 

表彰台でもトロフィーを持ち上げるのがやっと。

 

世界中が待ち望んだ勝利。世界中のファンが歓喜する中。結局、満面笑顔でのガッツポーズにはならないこの表彰台も、とてもセナらしいなと感じたり。

 

 

神懸かって速いのに。でも弱くもある。

 

繊細で美しいヒーロー像。

 

そんな特別な存在感がそこにはありました。

【特集】AMG GT 63 S

20200817

ふむふむ、AMG GT 63 Sね。

 

出た時はその4枚ドアクーペって立ち位置から「CLS 63と何が違うの?」って思ったけど、全然違うね、すべてが、もう。

 

街で見て思ったもんね、「AMG GT 63、デカッ」って。

CLS 63と比べると、

全長 x 全幅 x 全高で

4995 x 1880 x 1410(CLS 63)

5054 x 1953 x 1447  (AMG GT 63 S)

 

だから全然違うね。

 

カッコはいわゆるパナメーラみたいな感じ、LS(レクサス)も現行はこんな感じだよね。

Bピラー以降の傾斜が激しいから、さすがにリアシートのヘッドスペースは広いとは言えないけど、ラピードよりかはマシかな、ラピード乗ったの昔だから覚えてないけど。

さっそく乗ってエンジンかけたら、結構な図太いサウンド。

ステアリングに付いてるリングをコチコチッと回すとレースモードも選べる。軽くレーシングかましたら『ズボボーン ッバリバリバリ〜ッ』ってマフラー変えたランボルギーニ みたいな音した、「これで純正なの!?」って思っちゃった(イイ意味で)。

走り出してしばらくしたら、もうこれが4枚ドアのクルマだってこと、忘れちゃってた。だってエンジン特性とかステアリングの感じとか、まんまスポーツカーみたいなんだもん、詳しいことはよくわかんないけど。調べてみたら、4枚ドアだとニュル最速なんだね、AMG GT 63Sって。そりゃ速いわけだわ。

はっきり言って、これまで乗ったクルマの中でもっともスポーティな一台。『もっともスポーティな4枚ドアの一台』じゃないよ、2枚ドアのクルマも含めて、だよ。それくらいスポーティ。

で、考えてみたんだけど、きっとその理由はAMG GT 63 Sって、『アリものの4枚ドアをパワフルに仕上げた』んじゃなくて、『イチからパワフルな4枚ドアを作った』んだよね、たぶん、よく知らないけど。

 

だからさ、S 63とかとは根本的に違う(んじゃないかなと思う)。

 

 

パワーだって639馬力だってさ。

 

0-100km/hの3.2秒ってGT3より速いんじゃないの?

 

 

思ったね、世界最強の4枚ドア車はAMG GT 63 Sだ、って。

 

S63だってそりゃイイけど、スポーティさで言えば全然AMG GT 63 Sよ。リアシートに大人が座らないならファミリーカーとしてもパーフェクト。これならポルシェから乗り換えても全然ガマンできるよ。

991 GT3あたりでブイブイ言わしてたけど、子供が出来たから降りよ、そんな人にもパーフェクトだね。これならマジ、スポーツカーいらずよ。

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