Nori Tohyama

Nori Tohyama

20190821

 

個人的にいちばん思い入れのあるV8フェラーリはやっぱり360モデナだな。

 

デビュー当時はそりゃ衝撃的だった。もう「F1マシンが市販車として登場した!」くらいの勢いで。

 

 

最高だったのがフラットボトム。

 

すでに90年代初頭にマクラーレンF1が採り入れてた技術だけど、あっちは1億円だし。

 

「アンダーボディ」なんて概念をたかが1600万の市販スポーツカーに持ち込んだんだからそりゃ憧れる。

 

速く走れば走るほど、床下を流れる空気のスピードが増して、ダウンフォースが増えて、結果として安定感が増す。

 

実際の効果は知らんけど、F1とおんなじと考えるだけでもう精神的効果は絶大なワケで。

 

 

そして、忘れちゃいけないF1シフト。

 

F355でデビューだけど、実際に使い物になったのはこの360から。シフトダウンするときに、きちんとエンジン回転数を合わせてくれるなんてハナシを雑誌で読むだけで当時どれだけコーフンしたことか。

 

 

360モデナ。なんていう名前の響きもとてもお上品。数字の小ささとか、モデナっていうスピード感ある語感とか。とてもシンプルでロマンチスト。

 

 

F1直系で、でもスマートで。刺激的だけど、快適でもあって。汗臭くないけど、随所に心をくすぐるギミックがあって。

 

今じゃどれも当たり前だけど、現代ハイエンドスポーツの原型がそこにはあったような。

 

 

カタログを眺めてるだけで本当に胸がドキドキした、そんな特別な一台。当時貧乏大学生、妄想の中でどれだけドライブに出かけたことか。

 

というわけで、いつか手に入れたい一台。

 

買うのならマニュアルがいいけれども。。。

【特集】AMG GT 63 S

20200817

ふむふむ、AMG GT 63 Sね。

 

出た時はその4枚ドアクーペって立ち位置から「CLS 63と何が違うの?」って思ったけど、全然違うね、すべてが、もう。

 

街で見て思ったもんね、「AMG GT 63、デカッ」って。

CLS 63と比べると、

全長 x 全幅 x 全高で

4995 x 1880 x 1410(CLS 63)

5054 x 1953 x 1447  (AMG GT 63 S)

 

だから全然違うね。

 

カッコはいわゆるパナメーラみたいな感じ、LS(レクサス)も現行はこんな感じだよね。

Bピラー以降の傾斜が激しいから、さすがにリアシートのヘッドスペースは広いとは言えないけど、ラピードよりかはマシかな、ラピード乗ったの昔だから覚えてないけど。

さっそく乗ってエンジンかけたら、結構な図太いサウンド。

ステアリングに付いてるリングをコチコチッと回すとレースモードも選べる。軽くレーシングかましたら『ズボボーン ッバリバリバリ〜ッ』ってマフラー変えたランボルギーニ みたいな音した、「これで純正なの!?」って思っちゃった(イイ意味で)。

走り出してしばらくしたら、もうこれが4枚ドアのクルマだってこと、忘れちゃってた。だってエンジン特性とかステアリングの感じとか、まんまスポーツカーみたいなんだもん、詳しいことはよくわかんないけど。調べてみたら、4枚ドアだとニュル最速なんだね、AMG GT 63Sって。そりゃ速いわけだわ。

はっきり言って、これまで乗ったクルマの中でもっともスポーティな一台。『もっともスポーティな4枚ドアの一台』じゃないよ、2枚ドアのクルマも含めて、だよ。それくらいスポーティ。

で、考えてみたんだけど、きっとその理由はAMG GT 63 Sって、『アリものの4枚ドアをパワフルに仕上げた』んじゃなくて、『イチからパワフルな4枚ドアを作った』んだよね、たぶん、よく知らないけど。

 

だからさ、S 63とかとは根本的に違う(んじゃないかなと思う)。

 

 

パワーだって639馬力だってさ。

 

0-100km/hの3.2秒ってGT3より速いんじゃないの?

 

 

思ったね、世界最強の4枚ドア車はAMG GT 63 Sだ、って。

 

S63だってそりゃイイけど、スポーティさで言えば全然AMG GT 63 Sよ。リアシートに大人が座らないならファミリーカーとしてもパーフェクト。これならポルシェから乗り換えても全然ガマンできるよ。

991 GT3あたりでブイブイ言わしてたけど、子供が出来たから降りよ、そんな人にもパーフェクトだね。これならマジ、スポーツカーいらずよ。

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