【特集】ドバイ・モーターショー(後編)

20191115

 

【前編はコチラ>>

 

 

これぞドバイなブガッティ艦隊

 

ブガッティからは6億円超のスペシャルマシン、ディーボが登場。

 

 

その左右をフツーのシロンがかためる「3台総勢10億円超」のドバイ布陣。

 

 

ベージュ&パープルツートン仕様シロンのなんとも妖艶でステキなこと。

 

 

対して、ホワイト&ブルーはドラえもんにしか見えなくてカワイイ。

 

 

砂漠遊び用オフローダーは3000万円也

 

「特価販売中」のサインとともに展示されていたのがコチラ。

 

 

ストレイト製(UAEの重装甲ブランド)の8輪SUV。後ろに並ぶG 6×6とのサイズの差を見れば、いかに巨大かがお分かりかと。

 

 

「軍用車ではなく一般向けのおクルマです」

 

とは営業担当の言葉。なんでも砂漠に出かけるときにうってつけの一台なんだとか。

 

そう聞けばナットク。砂漠に出かけるアウトドア派のコンジャン読者にもオススメの一台だと思いました。

 

 

日産が大人気なのです

 

砂漠といえば、忘れちゃいけないのが日産サファリ。ドバイでは日産パトロール(*旧サファリ。今は国外専用SUV)が超絶に大人気。

 

「原宿でいうGクラスが、ドバイだとサファリ」というフレーズがイメージつきやすいかもしれません。

 

 

というわけで。今回のショーで登場した本気の砂漠仕様「パトロールGazelle Storm」はセレブから圧倒的な注目を集めていたり。たしかにちょっとカッコイイかも。

 

 

一応真面目にコノ辺も載せておきます

 

個人的には素通りしちゃいそうだったけど、コンジャンは自動車メディアですから。今年のドバイ・モーターショーで一番注目株の新車2台も載せておきます。

 

 

新型ディフェンダー。

 

 

新型コルベット(C8)。

 

ともにカンドゥーラ(白装束)を着たセレブからかなりの注目を集めていた感じでした。

 

 

電気スーパーカーはまさかの日本ブランド

 

「さすがドバイ。見たこともないなんとも中東らしいスーパーカーがいるゼェ」

 

なんて感動してたら、日本の会社でした。

 

 

もともとは日本の人材派遣会社、というなんとも変わったブランドストーリーを持つアスパーク社。

 

彼らがワールドプレミアした電気スーパーカー(プロダクションモデル初登場)、その名も「オウル」。

 

 

最高速400km/h。お値段4億円。

 

 

個人的にはシートが気になりました。ラフェラーリ同様のモノコック直座りスタイルに萌え。

 

 

R129が燦然と輝く旧車コーナー

 

会場の隅っこには旧車が並ぶコーナーもありました。

 

 

ナロー、ターボ、カウンタックなど。歴史に名を刻む問答無用の名車が並ぶ中で、突如現れる「R129型500SL」の謎。

 

 

並びに納得いかないような気もするけど、そんなことおかまいナシにR129はカッコイイ。

 

 

いろいろフォトギャラリー

 

その他。会場で見かけたあんなクルマ、こんなクルマも。

 

 

 

【あとがき】

 

というわけで。

 

初めてのドバイ・モーターショー。

 

無駄にスーパーカーが並んでいたり、砂漠仕様SUVが尋常じゃなく人気だったり、カンドゥーラを着た100人規模の王族軍団が来襲したり(超オラオラ)。

 

国際規模のイベントでありながらも、同時にアラビアンな妖艶さも漂う個性的なモーターショーだったなと。

 

個人的には「マクラーレンP1 GTRのステアリングがF1みたいでカッコイイ」ことを再認識したドバイの旅でした(写真は前編で見てね)。

 

なんか結論として間違ってる気がするけど。まあいいや。

 

(Text & Photo by Nori Tohyama)

【特集】エミレーツ国立自動車博物館。

20200313

 

1:博物館外観。

 

 

アブダビ市街から車で40分くらい。とにかく砂漠を突き進み。目の前に現れるこの奇妙な光景。

 

そびえ立つピラミッドと、砂漠のど真ん中になぜか航空機。

 

 

入り口で1000円くらい払って敷地内にはいるとこんな感じ。

 

あまり手入れされてない駐車場、その真ん中に誇らしげにたたずむでっかい地球型のクルマ。中に人が乗れるらしい。来場者をまず驚かせるサプライズらしい。

 

まったく興味をひかれなかったのでとりあえずスルー。

 

 

こっちには世界一でかいジープ(飾りじゃなく実際に動く)。

 

 

ちなみに、奥に見えるでっかいプレハブ小屋も牽引式キャンピングカー。東京にある一軒家よりも確実にデカイ。

 

これらも容赦無くスルー。

 

 

博物館入り口に放置されていたのは、メルセデス350SEL。

 

いつもと少し雰囲気が違うのは、オシャレな足元のせい。夜の銀座でもしっかりと個性を発揮する絶妙なハミタイ具合。

 

 

 

2:博物館内部へ。

 

もう中に入らないで帰ろうかなと思ったんだけど、一応ピラミッドの中へ。

 

そしたら一転。

 

すごいったらアリャしない。

 

 

この所蔵台数。イケてるディスプレイ方法(マジで凄い!)。

 

主には古いアメ車を中心とした内容で、年代ごとに並べられたその光景は圧巻。

 

 

いやー、すごい。

 

 

うんうん。スゴイスゴイ。

 

けれども。ボクがこの辺まったく詳しくないので細かいハナシは割愛。

 

 

 

3:ザ・石油王なメルセデスが最高すぎる。

 

さて、ここからが本番。

 

エミレーツ国立自動車博物館のピラミッドのなかで一番のホットポイントがメルセデスコーナー。だってこの状態⬇︎だもんね。

 

 

虹色に輝く560SEL。

 

この光景をみて思い出した。そういえば小学生のころに「どこぞの砂漠の国王がベンツの最上級モデルを虹色で揃えてる」みたいな話を聞いてビックリした記憶があるもの。

 

それが目の前にあると思うとなかなかの感動。

 

 

内装までフルコーディネート。

 

 

サイドマフラー&オバフェンなどといったさり気ないセンス。奇抜カラーリングだけに頼らないディテールも胸アツ。

 

 

上は闇金仕様のSEL500。

 

下は配色の妙で魅せるSL。

 

 

レインボーカラーとゴールドクロームの色使いはオシャレ上級者テク。

 

 

少し地味だけど、東京のミリオネアにおすすめしたいのが⬇︎。

 

 

W220 Sクラスのオープン。2010年に1億5000万円で特別販売されたマイバッハ・ランドレー(下写真)を先取りしたかのような一台。

 

 

こういうビミョーなクルマ(上写真)が、国立を名乗る博物館に、素晴らしいディスプレイの中で鎮座。

 

クセの強さがとても異次元。

 

 

 

4:実は全部がとある人物のプライベートコレクション

 

最後を飾るのはコレ。

 

 

世界一大きいダッジのトラック。前にちょこんと置いてあるのが普通のやつ。車体の下の階段を使ってきちんとクルマにも乗れるようになってる。

 

少し真面目な話をすると。

 

デカいトラックの後ろに肖像画が飾られてることにピンと来る人もいるかもだけど。

 

この博物館にあるクルマの数々は、もともとはハマド・ビン・ハムダン・アル・ナヒヤーン氏のプライベートコレクション(ナヒヤーン家はアブダビ首長)。

 

偉大な功績を残し、レインボー・シェイク(シェイクは首長の意味)と呼ばれたそうで。そんなエピソードを知ると、あの虹色メルセデスに隠された想いも見えてくる。

 

 

デカさにこだわり。

 

虹色にこだわり。

 

クルマ選びもどこか一般とはズレた選球眼で。

 

少し変。でも滲み出るクルマ愛。そこが魅力のエミレーツ国立自動車博物館。

 

今よりももっと昔。まだ中東の国が謎めいていた時代。そんな時に砂漠のど真ん中で繰り広げられていた「豪華絢爛アラビアン国王ライフスタイル」を今に伝えるかのような。

 

(おしまい)

 

◆Text : Nori Tohyama

 

 

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